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ストーブファンで快適な冬 2024/1/10 [モノ・道具]

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 薪ストーブとストーブファン


 先月手に入れたストーブファンのご紹介。私がこの手の装置を初めて見たのは今から5年前、木曽御嶽山「五の池小屋」の薪ストーブの上でした。何をするモノなのかと申しますと、ストーブの上に置いて暖気を強制的に対流させるものです。
 広い部屋を暖められる薪ストーブですが、ストーブが熱くて近寄れない程でも、部屋の隅っこは肌寒いのはよくあること。そこで、このファンを使えば電源要らずで部屋全体に暖かい空気を循環させることができるわけです。

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 ネットで検索するとたくさん種類があってどれにすれば良いのか迷うほど。羽根の数も2枚から7枚まで多種多様。風量はファン径やモーターの回転数で変わるので、一概に枚数が多ければ良いとは言いきれませんが、一般的に枚数が多いタイプの方が静かなようです。同じ径で同じ回転数なら枚数が多い方が風量が多くなります。
 ちなみにteppanが購入したモデルのファン径は150mm、扇風機みたいに首振り機能が付いたものもありましたが、余計な機能は故障すると嫌なので固定式を選びました。


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 小型モーターでファンを回すんですが、電源が不要なのはどうしてだろう?


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 調べたら、台座とヒートシンクの間にサンドイッチされている素子(熱電池)で発電するそうです。台座と上部のヒートシンクとの間の温度差で電気が発生するとのこと。逆にこの素子(ペルチェ素子)に電荷を加えると、片面が冷えて片面が熱くなるそうです。暑い夏向けに首を冷やすネッククーラーという商品があるんですが、同じ原理ですね。


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 ”表面温度345℃を越えて使用しないない事”と注意書きが貼ってあります。ヒートシンクを冷却するのに冷たい空気を当てる必要があるので、ファンの置き場はストーブの端っこ(後ろ側)にして下さいと説明書にありました。


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 台座底面にバイメタルプレートが取り付けられていて、一定以上の温度になると反り返って底面を浮かせることにより過熱を防ぐ様になっています。


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 あまり当てにならなそうな温度計付き。試しに野外用薪ストーブの上に置いてみたら、あっけなく推奨温度範囲を超えてしまいましたが実際どうなんでしょう?


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 teppan家のメイン暖房器具は対流型石油ストーブなんですが、ストーブファンのおかげで12畳の居間全体がムラなく暖まるようになりました。ストーブの天板が凸凹していて座りが悪いので、100円ショップで購入したミニ鉄板の上に置いて使っています。視覚的にも楽しいですし、音も静かで気に入っています。

Amazon販売サイト→https://amzn.to/41R706Q


(おまけ)2023年~2024年の年末年始は庭に出した薪ストーブでごはんを調理しました。

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 牛ホルモンの味付け、ニラ、もやしを炒めて丼物にします。


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 ごはんもメスティンで焚きます。熱源は全て薪ストーブです。


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 直火じゃないので焦げ付き難くく、調理はし易いですよ。


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 具を炒めている間はメスティンの面倒は見ずにほったらかしでしたが、気が付いたらいつの間にか炊きあがっていました。やや固めになりましたが焦げ付きもなくほほ完璧でした。


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 ニラ・ホルモン丼のできあがり。調味料は「ほりにし」スパイス、美味しかったです。


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 別の日には土鍋で鍋料理。水からだと時間は掛かりますが出来映えはGOOD、火加減が丁度良いのでしょう。薪ストーブは熱源としてなかなか優秀だと分かりました。

タグ:モノ・道具
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