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Camping moon アウトドアガス器具用アダプタ 2022/5/29 [モノ・道具]

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 「Camping moon」アウトドアガス器具用アダプタ&アクセサリの紹介


 タイトル写真の内容は次のとおり
(大ナベ用ゴトク)クッカースタンド300mm:MS-1018
(ステンレス金網)バーナーパッド・綾織ハイメッシュ Mサイズ:US-150 Sサイズ:US-120
(OD缶器具→CB缶)CB缶スタンド型変換アダプタ:Z23-CB
(延長ガスホース)マルチガスホースライン 55cm:Z16
(OD缶器具→CB缶)口金アダプ:Z10 (セイフティースタンド型)
(CB缶器具→OD缶)口金アダプ:Z13
(CB缶遮熱板)Z23-CB用:ST2311

 teppanがこの種のアダプタ類を購入した理由のひとつが、ODガスカートリッジが高価なことです。そこでOD缶器具を直接CB缶に装着して使えるアダプタを購入するに至りました。この記事ではそれら製品の使い方などを解説します。
 Camping moonは中国製ですが造りがしっかりしていて高級感があり、信頼できるブランドだと思います。(その分格安ではありませんが…)Amazon販売サイト→https://amzn.to/3z62lBQ
注)OD缶→アウトドアバーナー用ガスカートリッジ
  CB缶→カセットこんろ用ガスボンベ

 ※注 意 
 ・ガス器具メーカーは各社専用のガスカートリッジを使うよう説明書に記載しており、他社製のガスカートリッジやガス器具を接続して使って起きた事故や不具合は補償の対象外としています。

 ・ガス缶は概ね同一規格で製造されているそうですが、基準寸法には許容範囲があり、器具接続部は各社全く同じ寸法ではないそうです。実際ここでで紹介したアダプタを接続できないガス缶もありましたので、取付の際には無理をしない事。簡単に外れてしまわないか?ガス漏れしていないか?を使用前に必ずチェックする必要があります。

 ・CB缶を横にして使う場合は上下があるので必ず確認して正常な位置で使用のこと(切り欠きがある方を上に向けて使用)。切り欠きを下側にしたり、缶を逆さにした状態だと液化ガスがそのまま出て炎が立ち上がり、火傷や火災の原因になります。

 こちらの記事で紹介したアダプタ(器具類)を使って事故・故障が起きたとしても、ブログ管理人は一切責任を負いませんので、使用にあたっては十分ご注意下さい。

【CB缶スタンド型ガス変換アダプタ:Z23-CB】
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 OD缶用器具にCB缶を装着できるアダプタ。
写真は足を畳んだ格納状態。使用する時は3本の足をお互いが干渉しない位置(180度)まで一旦開いてから、さらに止まる位置まで開く。


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 足を全開にした状態。


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 OD缶用の「SOTO SOD-310」とCB缶をセットしたところ。人気バーナー「SOTO ST-310」と同じレイアウトになりました


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 こちらはオプションの遮熱板【ST-2311】を装着したところ。SOD-310の場合は背が高くてガスボンベとの距離が十分にあるので遮熱板は必要ないと思います。


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 このアダプタはアルミ無垢の削り出しで高級感がありますが、欠点は140gと重いこと。


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 クッカースタンドに大き目のナベを置いて使うシチュエーション。写真の場合は一部分だけなので大丈夫かもしれませんが、ガスボンベに鍋がかぶる様な使い方は輻射熱でガスボンベが過熱して非常に危険です。また、ODガス缶の周囲を風防で完全に囲う様な使い方も同様な危険性をはらんでいます。


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 そんな時はガス缶を延長ホースでつなげば解決できます。(変換アダプターZ10・Z13とガスホースZ16)


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 各アダプタを接続したところ。写真はCB缶ですがOD缶も接続できます。


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 この組み合わせならボンベが過熱することなく安全に調理できます。試しにナベを置いて着火した状態でスタンドの下に手を置いてみたところ、火傷するくらい熱かったです。CB缶を使うにしろ、OD缶を使うにしろ、ボンベの過熱は絶対に避けなければいけません。

 爆発して死亡事故も起きているそうです、たかがカートリッジガスと舐めてはいけません。
 nite 独立行政法人製品評価技術基盤機構動画(2台並べたカセットこんろの破裂)
 https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/nenshou/17122102.html


 アダプタはいろいろな使い方を可能にします。
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 OD缶用ランタンをZ10を介してCB缶に取付け。
ちなみに、Z10やZ16はOD缶の口金と同様なセルフシーリングバルブが内蔵されているので、着脱の際にガスが不用意に漏れたりせず重宝します。

 Z10の販売ページを見ると、EPIgas製・コールマン社製シングルバーナーには対応しないと注意書きにありました。強めに締め込まないとバルブを押し切れない様で、使えないことはないですがガスが出にくかったです。
 OD缶の口金は世界で最初に開発されたEPIgasカートリッジのものが、現在「EN417」というヨーロッパ規格になっているそうです。日本で販売されているOD缶用器具もそれに準拠して造られていますが、JIS規格では定められていないため、ガス器具メーカーによりわずかな寸法の違いがあるようです。

使用できないバーナー等の情報は製品ページの注意書き参照(画像クリック)→


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 OD缶は高価なので敢えてこんな使い方はしないと思いますが、CB缶用ガストーチをZ13を介してOD缶に取付けたところ。


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 プリムスP2280Aに延長ホースZ16とZ10を接続してCB缶で鍋料理。
右のようにクッカースタンドを使えば山用のシングルバーナーでも大鍋料理が可能、重いダッチオーブンを置いても大丈夫です。スタンドの足は高さを5段階に調整可能で折り畳みできます。ただし重さが1.3キロもあるのでハイキングには向きません。
 言うまでもないことですが、こうした使い方をするときはガスボンベがスタンドの下に入らない様にします。


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 OD缶用バーナーにZ10とZ16を接続してCB缶で調理。クッカースタンドとの組み合わせ。


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 【クッカースタンド:MS-1018】には収納袋が付属しています。



【バーナーパッド 綾織ハイメッシュM:US-150】
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 炎を柔らかく拡散させたい時や、バーナーのゴトクが小さくてクッカーを置くのに不安定な時に重宝します。ひとつは持っていても損はない製品。


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 各社の缶は全く同じに見えますが、寸法に微妙な違いがあるので、装着し難かったら無理に取り付けないこと。接続したらガス漏れしていないかどうかを点火前に必ず確認することが重要です。

 ガス缶は40℃以下で保管するよう注意書きにあります。クルマのインパネ上など、高温になる場所に置くと破裂することがあるそうなので、車内に置きっ放しにするは止めましょう。


nite 独立行政法人製品評価技術基盤機構リンク

直結型カートリッジガスこんろの破裂
ガストーチ 傾け使用による異常燃焼
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/nenshou/2020082702.html
各種注意喚起動画(再現実験映像等)

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