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【西三河】猿投山&愛知県昭和の森 2023/8/10 [山歩き・ウォーキング]

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 青空を飛翔するサギソウ(愛知県昭和の森・ひつじ池にて)


 猿投神社北・登山者用(第1)駐車場
Googleマップ:https://goo.gl/maps/N1WPN2sbYwkA6vPg6

 久しぶりに猿投山を歩きに行きたいのですが、このところの猛暑続きで低山歩きは地獄の暑さが予想されます。そこで、暗い内からスタートして、朝の内にゴールできるようご来光ハイキングに行ってきました。台風6号の影響で未明まで雨が降っていた為、湿度が高くて結構蒸し暑い… でも武田道分岐あたりからは風が出てきて快適に歩けました。

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 山頂西にある展望ピークでご来光を眺めるため、午前3時50分に駐車場をスタート。本当はもっと早くスタートしたかったのですが遅くなりました。はたして間に合うでしょうか?


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 1台も駐まっていない駐車場から空を見上げると、満天の星が輝いていました。この写真を撮っていたとき1台車が上って行きましたが、御門杉登山口で会った男性でした。


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 約50分弱で大岩展望台に到着、豊田市街地方面の夜景が見えました。


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 猿投神社からのコースでいちばん眺めが良いのがここ大岩展望台なんですが、夏は太陽が昇ってくるのが左端の森の中からになってしまうので、ご来光を眺めるにはベストな場所ではありません。


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 大岩展望台から約20分、東の宮に到着。現在時刻はAM5:00ちょうどです。予定地はまだ先なのですが、間に合うだろうか…


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 辺りが明るくなって気は急くが、如何せん足は思う様に前には出てくれません… やっと目的地に到着(AM5:10)。


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 恵那山の右方が明るくなっていますが、何とかギリギリ間に合ったようです。


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 この日は御嶽山が良く見えました。2014年の噴火災害から9年、いよいよ今年7月29日から被害者の多かった田の原からの登山ルートが全面解禁となりました。teppanはあれ以来剣ヶ峰に登頂していませんが、慰霊登山に出かけてこようと思っています。


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 南アルプス(悪沢岳あたり)から太陽が昇ってきました。思った通り、猿投山で真夏にご来光を眺めるならこの場所が最適ですね。


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 朝日に照らされる標識。


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 一応山頂にも足を運んでおきましょう。


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 猿投山頂(AM5:25)


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 北方向は雲が多く、残念ながら白山は見えませんでした。


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 木彫りの猿ジイ


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 山頂三角点、未明の雨で水が溜まっていますね。


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 九州の西を北上した台風6号の影響で風が強めでしたが、おかげで涼しく快適でした。


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 再び展望ピークまで戻ってコーヒーブレイク


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 早朝にセブンイレブンで買ってきたアイスコーヒーとスイーツでまったり。汗だくでシャツが濡れているので、風が吹くと寒いくらいでした^^;


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 暑くならない内に下山します。東の宮通過。


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 木の洞にあった賽銭箱、teppanはこう言うのには反対です。
 設置した本人は反応があって楽しいのかもしれませんが、たぶん謂われがある訳では無いでしょうし、御利益があるとも思えません。良く観光地にコインが供えてあったり、池にコインが投げ込んだりしてあるのを見かけます。富士山を登った際に、古い鳥居にコインがたくさん差し込まれているのを見ましたが、いづれも管理者にとっては迷惑なので止めて欲しいと思います。
 おそらく設置者はここに集まった賽銭を猿投神社に奉納しているのでしょうけど、盗まれても仕方ないですよね。


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 この日のツルニンジンの様子、まだツボミはありませんでした。(東の宮~東の宮鳥居間の登山道脇)


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 帰りにもう一度大岩展望台に立ち寄ると、Fさんご夫妻にバッタリお会いして感激しました!


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 早朝は空気中に水蒸気が多く、日が差し込むとご覧のとおり。


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 休憩所の前にイガグリ、強風で落ちてしまったのでしょうね。


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 この時期猿投山で咲く野草は地味なものばかりですが、アキノタムラソウです。


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 この葉っぱの形状からするとアカソかな?


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 オオバチドメ


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 駐車場に戻るとクルマがたくさん。この後、愛知県昭和の森へサギソウを撮影しに行きました。


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 昭和の森にある「ひつじ池」まで来ました。


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 ヒツジグサの葉とヒルムシロの葉。ヒツジグサは日本原産で唯一の睡蓮。未の刻に花が咲くことから名付けられたそうですが、実際にはもっと幅広い時間帯で開花するようです(花期は7月頃)。ヒルムシロは現在放送中のNHK朝の連続ドラマ「らんまん」にも登場した水草です。


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 自然のものとは思えない芸術的な造形、この花を眺める度にため息が出てしまいます。どの様な理由からこのような姿になったのか?ぜひサギソウの戦略を知りたいものです。世田谷城・常磐伝説に登場する野草がこれです。


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 サギソウを下から撮るのがちょっと流行っていると聞いて、teppanもやってみました。


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 写真だと分かりませんが、一円玉に収まるくらいの大きさで世界一小さな「ハッチョウトンボ」です。多くの県で絶滅危惧種になっていて、東京都区部や埼玉県では”絶滅”となっているそうです。


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 水の中から花茎を伸ばし黄色い花が咲いています。


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 タヌキモの一種ですが、もしかしたら外来種かもしれません。


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 サワシロギク


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 今が最盛期、ノリウツギの花


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 コバギボウシのつぼみ


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 ノアザミ


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  キンミズヒキ


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 ヘクソカズラ


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 湿地保全地区まで移動してきました。


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 ここにもサギソウが咲いていましたが、ひつじ池のものに比べてやや花が小さかったです。
サギソウは多くの県で絶滅または絶滅危惧種となっていて、teppanの地元愛知県でも絶滅危惧II類(VU)指定となっています。市販もされていて入手は難しくないが、姿形が秀麗なので盗掘が絶えないそうです。素人では継続した栽培は難しいそうなので、出来心で持ち帰ったりしないよう願いたいです。


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 カヤツリグサの仲間か?勉強不足で分かりません。


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 最後は愛知県緑化センターへ


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 ブルーサルビア(ロックガーデン)


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 ワレモコウ(ロックガーデン)


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 ミソハギ(ロックガーデン)
「禊(みそぎ)に使う、萩に似た花」という意味合いで、先祖を供養するためミソハギの束で、お供え物に水を注いで清めたことに由来する。(緑化センターWEBページより引用 https://www.aichi-park.or.jp/ryokka/


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 日時計


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 ムクゲ(花木展示林)


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 緑化センター本館内グリーンホール

タグ:猿投山
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