【鈴鹿】小屋泊合宿1日目 宮妻峡から鎌ヶ岳 2024/4/6 [山歩き・ウォーキング]
鎌尾根から眺める鎌ヶ岳
山SNSでお付き合いのあるkoumamaさんのご子息、kouくんが高校受験に合格されたとのこと、ささやかにお祝いをしましょうと言うことで、kameさんが顔の利く藤内小屋を拠点に合宿山行を段取りして下さいました。1日目は宮妻峡からカズラ谷道で鎌ヶ岳を登頂し、鎌尾根を歩いて水沢峠から宮妻峡へ戻る周回コースです。
この方面へ出かける際はいつもの様に御在所SAで朝食。この週末は鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催中のためか?午前5時頃のサーブスエリア駐車場は混雑していましたが、フードコートは閑散としていました。帰りの高速道路も決勝レースが終わった後でしたが、渋滞もなくスムーズに通過できたのは意外でした。
宮妻峡でkoumamaさん親子と合流、準備をして午前6時過ぎにスタート(koumamaさん撮影)
駐車場から400メートルほど歩くとカズラ谷コース登山口。teppan家がこの方面から鎌ヶ岳を目指すのは2009年以来15年ぶりです。
登山口からすぐ渡渉
この堰堤は右岸から越えます
2度目の渡渉。序盤に渡渉が計3回あります(koumamaさん撮影)
ガスが湧いて視界が悪い中、黙々と登っていきます(kameさん撮影)
ショウジョウバカマ
入道ヶ岳は頭だけ見えました。
登山口から1時間半ほどで馬の背尾根に合流。鎌ヶ岳は左、右へ進むと雲母峰や湯の山温泉街方面(kameさん撮影)
ここで鎌尾根からのコースと合流
岳峠を過ぎて鎌ヶ岳の南側から谷間を登ります。
”鈴鹿の槍”と呼ばれる鎌ヶ岳の山頂 残念ながらガスに覆われていて西側に少し展望がある程度でした(kameさん撮影)
岳峠まで登ってきたコースを戻っているところ(kameさん撮影)
前方にこれから歩くノコギリ刃のような鎌尾根が見えます。
鎌ヶ岳を背にしてアップダウンを繰り返しながら進みます。
北西から西側にかけての展望 綿向山、清水の頭、雨乞岳(左から)
花崗岩が風化してザレた稜線(kameさん撮影)
鎖場もあります
西尾根分岐地点 左の水沢峠方面へ
水沢岳北直下の、風化して丸くなった花崗岩が集まった「キノコ岩」に到着。登るに従い斜度が増してくるので、右寄りの立木に掴まりながら進みました。(kameさん撮影)
水沢岳山頂の三等三角点「冠山:1029.28m」 点標名の”冠山”は鎌ヶ岳の旧名で、”水沢”とは東麓・三重県側の地名です。地形図では「宮越山」となっていますが、持っている参考書によると由来は不明だとのことでした。
水沢岳を後にして写真のザレ地を過ぎると、峠直前は急降下になります(kameさん撮影)
水沢(すいざわ)峠に到着。ここから入道ヶ岳を経由して宮妻峡へ戻る計画もありましたが、早めに小屋へ行って乾杯しましょうということで東へ下降することにしました。
崩れかけた谷沿いのトラバース道を慎重に下る
ここから谷底まで急降下(kameさん撮影)
谷底から水沢峠方向を見上げたところ
すぐ北に水量は極少ないですが、落差30メートルはありそうな無名滝。
岩ゴロゴロの谷間を下っているところ
やがて歩きやすい山腹道になってようやくホッとしました。(kameさん撮影)
写真の地点で入道ヶ岳から続く林道に着地、あとはノンビリと駐車場までもどります。
キブシの花
途中「不動の滝」の案内があったので立ち寄りました。中ノ谷に掛かる滝で水量が多くなかなか豪快、林道からは結構な下りでした。ランチがまだだったので、ついでにここで休憩にしました。
奥にもう一つあった滝。不動の滝とは別の宮妻谷に掛かる無名滝で落差は10m弱くらい。
林道に登り返した後は、雑談しながら駐車場へ向かいました(kameさん撮影)
無事宮妻峡の駐車場まで戻ってきました。スタート時点では私達の他に1台だけでしたが、たくさん駐まっていました。
山行後、宮妻峡からクルマで移動し、国道477号線沿いの駐車場から御在所岳裏道を藤内小屋へ向かいました。
皆さんそれぞれ宴会用のお宝が加わって荷物が重くなっています。(koumamaさん撮影)
毎年この時期に花が楽しめるイワウチワの群生地
登山道近くの熊岩でクライミング中のグループ
四の渡し
昨年11月以来の藤内小屋です。一晩お世話になりました(kameさん撮影)
毎度ながら盛りだくさんな家庭料理、気取らないメニューが嬉しいです。
担ぎ上げたお宝たち
この日の宿泊者は私達グループだけとのことで、オーナーさん、小屋番さん、ボランティアの三人さんと賑やかな宴会に。一升瓶の泡盛を持って行きましたが、気が付けばほとんど無くなっていました。
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タグ:鈴鹿の山
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