竹島&竹島水族館 2024/4/4 [お出かけ]
ユリカモメと三河大島(竹島園地にて)
今年teppanの地元では珍しく桜の開花が遅めでした。そろそろ桜が見頃になろうとするこの日、新一年生達を横目に愛知県蒲郡市にある竹島水族館へ出かけてきました。
蒲郡市営の竹島水族館は今年1月から3月までリニューアルでお休みして4月に再OPENしたばかり。隣接していた商業施設「竹島パルク」が老朽化のため取り壊しの真っ最中でした。跡地には水族館新館を建設予定で、今秋にはオープンするとのことです。https://www.city.gamagori.lg.jp/site/takesui/
蒲郡市営の竹島水族館は今年1月から3月までリニューアルでお休みして4月に再OPENしたばかり。隣接していた商業施設「竹島パルク」が老朽化のため取り壊しの真っ最中でした。跡地には水族館新館を建設予定で、今秋にはオープンするとのことです。https://www.city.gamagori.lg.jp/site/takesui/
規模としては小さくこじんまりとした水族館です
各水槽には飼育員手作りの解説が貼り付けてあります。
1962年の開館から60年が過ぎ、一時は廃館も検討されたそうですが、タカアシガニに触れられるタッチングプールや、写真のユーモアあふれる手作り解説が話題となって盛り返してきたそうです。
1962年の開館から60年が過ぎ、一時は廃館も検討されたそうですが、タカアシガニに触れられるタッチングプールや、写真のユーモアあふれる手作り解説が話題となって盛り返してきたそうです。
ユーモラスな顔をしたコンゴウフグ
水槽に吊された土管から顔を出すウツボ
レギュラー表彰されたらしいです
意外なことにウツボは美味しいそうです。こうした他の水族館では紹介されない雑学はとても面白いですね。
「たけしマンション」コンクリートブロックを沈めたカサゴの部屋は手作り感満載。
長谷川町子美術館とのコラボによる「サザエさん」キャラクター参加水槽
モヨウフグ
ケヅメリクガメ
サギフエ(上記水族館解説参照)
深海の生き物は全国一の展示種数ということで、この水族館でしか飼育されていない生き物もあるそうです。
ニチリンヒトデの一種
この水族館の売りは深海の生き物に触れる「さわりんプール」オオグソクムシ、タカアシガニ、イガグリガニなど(この3種は冬季のみ)に直接触ることができます。ナヌカザメのお腹はプニプニしていました。
イガグリガニ トゲトゲが固いです
タカアシガニに恐る恐る触っているところ、これは他の水族館では体験できません。
小さいながらもアシカショーが行われるプール
リニューアルオープンして最初の春休み、子どもさん連れのご家族が大勢集まっていました。
竹島水族館のイチオシ、タカアシガニが描かれた自販機。お隣の自販機はカピバラでしょうか?水族館では今度建設される新館でカピバラ展示を復活させたいとのことで、クラウドファンディングで資金を募っていました。https://www.city.gamagori.lg.jp/site/takesui/cfun.html
サザエさん家の展示水槽
ミズクラゲは宇宙空間を浮遊しているかのようなイメージ
水族館を出てファミリーレストランでランチした後に竹島へ行ってみました。
蒲郡は平安時代に観光地としての素地ができたんですね。「藤原俊成」が三河国司だった頃、竹島に琵琶湖の竹生島弁才天を勧請したのが始まりだそうです。ちなみに俊成は歌人「藤原定家」の父親。
注意書き 確かに上空でトビが旋回していました
400m沖にある竹島までは橋が架けられているので歩いて渡れます。竹島を訪れるのは何十年ぶりでしょうか?
島全体が神社の境内地になっています
境内案内図
島を一周できる遊歩道があったので歩いてみましたが、岩ゴツゴツなうえにアップダウンがあるので、歩きに自信の無い方やサンダル履きの方は止めた方が無難です。
西側に見えているのは同じ蒲郡市内の西浦半島
キケマンの花 至近距離にありながら島の植生が本土と違うところが大変珍しいそうで、社叢林は国指定天然記念物に指定されているとのことでした。
南端の龍神岬から見た三河大島(無人島)
東は豊橋市街地と湖西連峰
八百富神社 https://yaotomi.net/
神社参道から蒲郡市街
市街地側に見えるのが五井山で、右側の古風な建物が蒲郡クラッシックホテル(旧蒲郡プリンスホテル)
橋を渡って竹島園地に戻ると、鳥たちが観光客にエサをねだっていました。
ユリカモメと鳩がいっぱい集まって来ました。パン屑を放り投げると見事に空中でキャッチ。
ユリカモメは冬鳥で、この後北の国へ移動していくそうです。
以上、他の観光客に混じって過ごした春休みの一日でした。
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