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【湖南アルプス】笹間ヶ岳・堂山 2023/5/18 前編 [山歩き・ウォーキング]

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 笹間ヶ岳山頂にある大岩(八畳岩)から



笹間ヶ岳・堂山 / teppanさんの堂山(滋賀県)笹間ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマッ


【駐車地】
田上枝(たなかみえだ)公園駐車場(公衆トイレあり)
Mapcode: 148 367 279*01

または、田上公園駐車場(公衆トイレあり)
Mapcode: 148 367 015*47
※迎不動付近の県道脇にも3~4台駐車可

 相棒が録画しておいてくれた山番組・NHK「にっぽん百低山」を見たら、ちょうど大津市の堂山が紹介されていました。この番組は以前にもたまに見たことがありましたが、昨年からレギュラー番組になったんですね。https://www.nhk.jp/p/ts/NLKZP1Q6Y7/episode/te/RN13XW4WN3/

 吉田類さんは居酒屋を巡る番組で知っていましたが、若い頃から山歩きが趣味だったとは、酔っ払いのイメージにそぐわず意外でし^^ でも番組で見せる確かな足取りは、一朝一夕で身に付いたものではないことはすぐに分かります。
 トレードマークのハンチングやザックを含め、全身黒づくめなので夏は暑いだろうなあ…とか、蜂が寄ってくるだろうなあ…とか気になるが、本人にとっては要らぬお世話か?

 と言う事で、まんまと乗せられて歩いてきました。

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 新名神高速・甲賀土山SAで豚汁定食700円(AM6:25)


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 琵琶湖の南方、瀬田川支流の天神川沿いにある田上枝公園をスタート。最初の目的地 笹間ヶ岳が見えました。公園にはトイレがあって助かります。


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 天神川の吊り橋を渡り、住宅地を通り抜けて県道へ出ます。住宅地を抜けた県道沿いにも田上公園駐車場があるので、そちらに駐めてもOK。


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 堂山・笹間ヶ岳周辺は高速道路工事の真っ最中でした。


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 県道に出て天神川沿いを約600m行くと林道(笹間ヶ岳材料運搬道路)入口、ここを右に入り笹間ヶ岳を目指します。


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 モチツツジの花


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 カナメモチ


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 車止めを抜けてしばらく歩くと工事現場の仮設橋を潜ります。


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 途中から工事のため拡幅された道になりました。工事車両が通過するので注意しながらの歩き。


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 やがて工事の核心部を通過、大勢の人が働いていました。


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 ”暑い1日になりそうだな”と心の中でつぶやいたかどうかは分かりません(^^


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 発破作業やるんですね!”本日の発破作業なし”良かった。


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 場違いな私達は遠慮がちに隅っこを通らせてもらいました。


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 今まさに山を傷めている最中なので、皮肉タップリな看板ですよね。


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 林道沿いでいっぱい咲いていたこの木は?


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 エニシダ(Cytisus scoparius)マメ科らしい花です。(地中海沿岸原産・有毒)
 日本名はヒトツバエニシダ属 (Genista) の英語読みジェニスタ、あるいはスペイン語のイニエスタ(hiniesta)がなまったものとされているが確かではない※wikiより


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 途中の展望地から比叡山・大津市街地・琵琶湖の眺め。

 ハイキングを終え、この記事を作成している最中に、NHKのTV番組「ブラタモリ」でちょうど京都・山科の回を放送していました。写真の左端からもう少し南へ行った所が逢坂峠で、百人一首に詠まれた「これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂(あふさか)の関:蝉丸」の場所です。京都に通ずる街道が全て集中する要衝だったんですね。山科にはかつて城郭のような土塁と堀を巡らせた巨大寺院「山科本願寺」があったそうです。


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 麓の林道入口にもありましたが、東海自然歩道の通行止め案内です。この先は工事のため徒歩でも通過できないようですね。


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 マウンテンバイクが走ると加速度的に崩壊が進むので、特に脆い地質のこの辺りの山を走るのは止めて欲しいです。


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 ここが山頂への取り付き、ここから林道を離れて山道に入ります。


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 凝った手造り標識。


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 固定ロープもありました。


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 途中で忽然と鳥居が現れてちょっとビックリ!


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 鳥居の主は山頂直下にあった白山権現社、雨乞のため祀られたのでしょうか?


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 山頂には大岩(八畳岩)が鎮座しています。西側にはハシゴか掛けてありました。


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 回り込んだ東側には鎖があって、こちらからも登れるようになっていました。岩の上からの展望は素晴らしかったです。(冒頭写真参照)


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 三等三角点「権現山:432.94m」


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 サービスエリアで買ってきたこれでエナジー補給。


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 山頂から東へ尾根歩き、途中の展望地からあとで向かう堂山が見えました。


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 どんどん下って行くと石積み堰堤に出ます。この辺りの沢は花崗岩が風化した砂地になっていて明るいです。


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 「大谷河原」と呼ばれる砂の堆積した広い谷間に着きました。


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 下流に水たまりがあり、周囲にはモウセンゴケがたくさん自生していました。


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 コースに戻って水が流れている道を緩やかに登って峠を越えると、あとは谷沿いの下りになります。


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 大きめの堰堤池。


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 道脇の湿った場所で花を咲かせていたトウカイモウセンゴケ、葉っぱからは想像できない可愛い花です。ちなみに親種のモウセンゴケは白い花をつけます。調べてみましたら、コモウセンゴケもピンク色の花をつけるので区別が難しそうですが、滋賀県で見られるのは大部分がトウカイモウセンゴケのようです。


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 浅い流れの谷間を下って行きます。


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 一個所岩が集積した広い場所がありました(御仏河原)。岩の上は良く踏まれていて滑りやすかったです。


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 水の流れで浸食され段差が大きい地点が多数あり、岩とのミックスで歩き難いコースでした。


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 どんどん下ると富川道口に出て県道に合流、乗用車とバイクが1台ずつ駐車してありました。


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 県道を1キロほど上ります。


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 まだ5月なのに気温27℃、この先の行程が思いやられますね。


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 小さくて釣鐘状の姿がとても可愛らしいナツハゼの花。


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 迎不動尊に到着、手を合わせて先へ進みます。近くにトイレもありました。


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 ここから天神川へ降りて堂山へ向かいました。


【コース状況】
(大津市枝~笹間ヶ岳)
 ・山頂直下まで林道歩き(一般車通行止め)。途中で高速道路の工事現場を通過するので工事車両に注意。山頂から上関バス停間の東海自然歩道は工事のため通行止め。
(笹間ヶ岳~富川道)
 ・山頂~大谷河原までは踏み跡明瞭な尾根歩き。大谷河原~富川道は谷沿いの道で濡れている地点や岩場の通過が多いのでスリップ注意。浸食されて荒れている。(水が流れている地点も多数)


 後編の堂山レポートはこちらをクリック!→https://teppan2.blog.ss-blog.jp/2023-05-23

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