錆びたコンパス SILVA No3 [モノ・道具]
所有するコンパス。これまで無造作に使っていたのですが、最近ある事に気が付きました。
いつも使っているコンパス「SILVA No3」がこちら、方位磁針の入っている部分が黄色くなっていました。
針が錆びてオイルが着色されてしまった様です。オイル漬けでも針って錆びるものなの?ネットで検索してみると、ままある事みたい。
分解してみると、ベゼルを回転させる際に擦られる黒リングも結構摩耗しているのが分かって、今更ながらプレートコンパスが消耗品なんだと知りました。
使えない訳じゃないですけど、そろそろ引退させる時期だってことですね。まあ10数年経っているから仕方ないか。この赤いベゼルのNo3を気に入っていたのですが、現在は手に入らないのが残念です。
一番右のコンパス「SILVA製」はいつ買ったか覚えていませんが、この中で一番最初に購入した古い物です。パッと見針に赤サビは確認できませんが、やはりオイルが黄色く変色していました。
一番左はYCM社のオリエンテーリングコンパス「OL-3RN」。SILVA No3コンパスを紛失したと勘違いして2~3年前に新しく買ってしまったもので、まだ1~2回しか使っていません。
ベゼルを回すと軽過ぎるところなど、使い慣れていないので操作に違和感はありますが、せっかく買ったので、これからはYCM社のものを使おうと思います。SILVA No3にない長所に、方位リング(ベゼル)にルミノーバが使われていて蓄光になっている点があります。
SILVA No3(上)とYCM OL-3RN(下)の25000分の1縮尺スケールを突き合わせてみたところ。目盛りのピッチはぴったり一致していますが、距離の表示位置が全く違っています。SILVAが正しいのですが、YCMがこんなに食い違っているのには何か理由があるのでしょうか?
コメント 0