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【奥三河】どんぐりの里から夏焼城ヶ山 2022/11/10 [山歩き・ウォーキング]

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 立派な展望台がある夏焼城ヶ山の頂上



 【駐車地】
 道の駅 どんぐりの里 いなぶ・第3駐車場
 Googleマップ:https://goo.gl/maps/RP6oLWQQUZKBEa3q6
 Mapcode: 368 165 350*43

【周辺情報】
 道の駅・どんぐりの里いなぶ
 ※日帰り温泉「どんぐりの湯」は改装中につき令和5年1月初旬まで休館
 すえひろ家(うどん屋さん)


 愛知県豊田市稲武(いなぶ)にある夏焼城ヶ山には12年前と7年前の計2回登頂したことがあります。3年前に新しい展望台が完成したそうなので、久しぶりに訪れてみることにしました。

 城ヶ山だけだと物足りないので、大井平公園の紅葉と街の散策をセットを口実にして出かけました。紅葉時期の大井平公園は多くの人出が予想されたので、邪魔にならないよう道の駅の一番外れの駐車場にクルマを置いてスタートです。

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 道の駅「どんぐりの里いなぶ」の第3駐車場にクルマを置かせてもらいました。
 準備を済ませてスタートしようとしたら、たまたまゴミ捨てに来られた地元の女性に話しかけられました。”城ヶ山へ行ってきます”というと、ここに嫁に来て54年になるが一度も登った事がないとのこと。昔は御嶽山にも行ったけど、今は膝を痛めて歩くのも難儀になったと、びっこを引きながら帰って行かれました。



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 通り沿いで見かけたコムラサキ、紫色の実がビッシリ見事でした。ムラサキシキブには近縁種にヤブムラサキとコムラサキがあります。ムラサキシキブは実が少なめ、ヤブムラサキは葉の下側に実が付くので見栄えが良くないため、”ムラサキシキブ”として販売されている園芸種は全てコムラサキが元になっているそうです。



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 案内表示に従って大井平公園へ向かいます。



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 ムラサキツメクサ



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 これから向かう予定の城ヶ山が奥に見えています。



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 稲武の街中にはこうした観光案内板が各所にあります。



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 国道153号線の稲武大橋をくぐる。



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 写真の地点、ちょうどホテル岡田屋さんの真下あたりから川沿いの遊歩道へ。



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 歩きやすい道が続いています。



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 名倉川 紅葉が見頃になっていました。



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 青い淵と紅葉とのコントラストが綺麗です。



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 川岸を離れて遊歩道は続きます。



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 陽が差し込んで明るい道



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 カエデが色づいてますね。



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 ここから落葉が積もった階段を登って車道に戻ります。



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 岩にしがみつく根性椹



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 風の吊り橋を渡って大井平公園へ、霜が乗って滑りやすいので慎重に渡りました。まだ午前8時前ですが駐車車両多数。



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 国道を横断して向かいの斜面へ移動します。



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 各所で三脚を広げたシルバー世代カメラマンを多く見かけました。中には他の行楽客にお構いなしで陣取る人も… 邪魔なんで手持ちで撮れよ!と言いたいけど、気が小さいのでできません。自分もすでにシルバー初級の域ですが、自分勝手な人にだけはなりたくないと思っています。(※この写真はコメント内容と関係ありません)



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 この時間帯の日射しは紅葉撮影にちょうど良い感じですね。teppanも写真撮影は好きですが、紅葉の撮影はなかなか思い通りになりません。説得力のある紅葉写真というのはなかなか難しいですね。



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 斜面の奥の方に神社がありました。



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 天保の植林地に入ると、とたんに静かになりました。各種シャクナゲがたくさん植えられていて、開花シーズンは見事でしょうね。



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 スギの大木、これだけ見事な植林はそうザラにはないですよ。teppanが過去に見事だなと思ったのは、鈴鹿の雲母峰の麓で見た植林のスギです。



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 この案内表示の地点から山道へ入ります。



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 植林地の最上部から、さすがにここまで登ってくる人は居ませんね。



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 尾根道が終わると前が開けました。ここからしばらく林道歩きになります。



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 木漏れ日が良い雰囲気。



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 アリの巣の断面みたいに浸食された地点。この林道には排水帯が設置されてないですね。



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 途中にある浅間神社で本日の安全祈願。



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 稲武には夏焼温泉の宿が何軒かありますが、源泉はこの神社の境内にあるんですよ。



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 植林管理用のモノラック軌道。



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 大井平コースの登山口です。この日は一旦スルーして別の登山口から登頂しました。



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 林道を1キロほど歩いて馬野コース登山口まで移動。途中から舗装路に変わりました。



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 リンドウの瑞々しいつぼみ。



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 馬野コース登山口、ここから山頂をめざします。



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 まるで林道のような広さです。



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 巨石



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 巨石の上に木が生えています。こちら側から見ただけでは分かりませんが、根はどうなっているのでしょう?まさか石を貫通しているなんてことはないでしょうけど。



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 最短で登頂できるコースなので斜度はキツ目です。



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 ようやく山頂に着いた様です、植林の山ですがこちら側には自然林が残っていました。



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 2019年の元旦にお披露目された展望台です。7年前登頂した時は北側の植林は伐採されていませんでしたが、展望台の建築に合わせて切り開いたようですね。

 (夏焼城ヶ山)”夏焼”はここの地名で、焼き畑に由来すると思われます。”城ヶ山”はよくある戦国時代に山城があったことから。太平洋戦争中には監視哨が造られ、今は展望台です。時代が変わってもずっと地元のランドマークなんですね。



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 展望台からは恵那山、大川入山などが見渡せます。



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 頭だけですが木曽御嶽山。



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 上矢作風力発電所の風車群。



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 稲武の中心街です。



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 力作の絵が描かれた石がありました。そう言えば愛知県にジブリパークがオープンしましたね。



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 二等三角点「稲橋:889.42m」 ちなみに「稲武」という地名は、1940年に「稲橋村」と「武節村」が合併したことにより生まれた名前です。稲武町は以前北設楽郡に属していましたが、生活圏が豊田市寄りだった為、西加茂郡に移った後に2005年の大合併で豊田市に編入されました。



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 お昼は麓に降りてからの予定なのでお菓子で軽くエネルギー補給。最近のコンビニ菓子は専門店と遜色ない味で驚かされますね。その代わり添加物の塊ではありますが…



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 豪華な展望図も設置されていましたが…



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 どうやら間違いがある様ですね。



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 現地で撮った写真ですが、蛇峠山はこちらです。



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 ストーブ小屋は展望台ができる以前からありました。



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 井山の風車です。



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 ゆっくり休憩後大井平コースで下山。



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 久しぶりで忘れていましたが、結構急な地点もありました。



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 右半分が植林の尾根道。この山はほとんどは植林ですが雰囲気は悪くないです。



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 往きに歩いた林道が見えてきました。



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 往きにスルーした大井平コース登山口。トイレには建設会社のシールが貼ってありました。
 


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 正規コースは右ですが、写真の場所から鉄塔管理道を使ってショートカット。



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 ここにもリンドウの花がありました。



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 林道に合流したら左へ、大井平公園へ戻ります。



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 大井平公園まで戻ってきました。昼頃の日射しでコントラストが強くなって紅葉がより鮮やかに見えます。



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 思ったとおりたくさんの行楽客で賑わっていました。

 下山後は大井平公園の紅葉を楽しんだ後、昼食を兼ねて稲武の街を散策しに行きました。また次回のレポートでご紹介します。



(あとがき)

 夏焼城ヶ山に登頂して新しい展望台に登ってみると、北側に広く視界が開けていて素晴らしい眺めが楽しめました。12年前はまだ山頂は伐採されてなかったので植林の間からの展望しかなく、ハイカーも少なかった記憶がありますが、展望台が完成して登頂するのが楽しみな山になりました。この日も平日でありながら7名のハイカーとすれ違い、今では人気の山となった様です。
 以前に麓から撮った夏焼城ヶ山の写真を見ると美しい円錐形だったのですが、現在は山頂北側が伐採され、バリカンで直角に刈られた頭みたいなシルエットになりました。

 もみじ狩りの行楽客の邪魔にならないよう道の駅の一番外れの駐車場にクルマを駐めましたが、山から帰って来ると案の定公園の駐車場は満車、名倉川の左岸道路は路上駐車の列ができる程の人出で、紅葉を撮影する三脚一眼カメラマン、スマホやタブレットを構える行楽客でごった返していました。

タグ:愛知のお山
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