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【近江鈴鹿】白銀の御池岳 2022/12/3 [山歩き・ウォーキング]

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 今シーズン初の降雪でまっ白になった御池岳(東端エリアにて)



 毎年恒例になりつつある鈴鹿合宿で御池岳へ、予想外の積雪と青空で今シーズン初雪山を存分に堪能できました。ハイキング後は宴会合宿へ、常連さんとの交流や小屋番さんとの会話で楽しい一晩を過ごすことができました。

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 東海環状道・大安IC付近からの竜ヶ岳と藤原岳。なんと!冠雪していました。



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 東近江市君ヶ畑町の外れにある小又谷出合の駐車場からスタート。
(君ヶ畑・小又谷出合駐車場)
 Mapcode: 290 214 374*46


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 小又谷林道の洗越の渡渉(kameさん撮影)



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 写真の地点から林道を外れて小又谷の左岸に移ります。



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 一部底板の抜けた鉄橋を渡る。霜が着いて滑りやすかったので慎重に通過。



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 ノタノ坂 君ヶ畑と茨川(廃村)を隔てている峠です。



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 ノタノ坂から一旦尾根伝いに南へピストン、R190鉄塔に寄り道。



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 鉄塔からは360度の展望があります。後方はこれから向かう御池岳です、まっ白ですね。



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 北方向は藤原岳のピーク群。



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 西には端正な姿の天狗堂が見えました。鉄塔の真下にいると、朝陽で緩んだ氷が融けて塊で落ちてくるので危険を感じました。当たったら痛いでしょうね。



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 前方のP942を越える。一部分だけ雑木林なのは防火帯に木が生えてきた為でしょうか?



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 雑木林を見上げると霧氷です。日光が当たり解けはじめて雨のように降ってきます。



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 土倉岳の稜線に出ました。新雪は5センチくらい積もっていました。



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 土倉岳(はぜくらだけ)の山頂に到着。「土」の字は「は」とも読む様ですが、名前の由来はなんでしょう?



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 三等三角点「河倉峠:1049.39m」 ハゼと倉が描かれた石が置いてありました。



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  青空と霧氷。解け始めていましたが間に合いました。



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 土倉岳と御池岳をつなぐ稜線の鞍部から御池岳テーブルランド。鈴北岳まで含めた面積は東京ドーム約20個分、新国立競技場に換算すると14個分くらいでしょうか?とにかく広大な山頂部を持つ山です。



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 鈴鹿中部の山々を背にして登っていく。



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 御池岳に近づくにつれ斜度が増してきます。(kameさん撮影)



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 御池岳の南東端に着きました。右遠方に琵琶湖が見えています。



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 まだ積雪自体は多くありませんが、見渡す限りまっ白でした。



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 東端に沿って北へ



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 北東端を目指して移動中。



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 ここが北東端の「東ボタンブチ」。お隣藤原岳のピーク群が目の前です。



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 厳冬期には完全に雪原となりますが、まだ草が見えていますね。



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 海老のしっぽ、抜けるような青空とはこんな感じを言うのでしょうね。



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 カメラを構える頻度が多くてなかなか進めません。



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 奥の平への登り。



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 奥の平は御池岳で2番目に標高が高い地点。



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 樹高は低いですがブナです。遮るものがなく風当たりが強いのでこんな丈になったのでしょうね。



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 通り過ぎてきた奥の平を振り返る。



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 そしてこちらが御池岳で最も高くかつ、鈴鹿山脈で最も標高の高い「丸山」です。山頂標識が設置されていますが、長さ約2キロ、幅約400mの広大なテーブルランドには幾つも起伏があるので、他の山で言う「山頂」とは随分雰囲気が異なります。



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 霧氷群


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 テーブルランドの崖っぷち「天狗の鼻」



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 天狗の鼻から琵琶湖方面



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 ボタンブチ



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 幸助の池



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 ランチ風景



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 変形木


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 ボタン岩から鈴鹿中部の山々



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 青のドリーネ



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 ここからT字尾根に下降。



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 斜面が急な上に雪が乗って滑りやすいので慎重に下る(kameさん撮影)



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 傾斜が緩んできたあたり。



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 T字尾根縦棒の中間辺り、フィックスロークが設置されているP967を乗り越える(kameさん撮影)



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 P967を越えたあたりから眺める御池岳の斜面。天狗の鼻、ボタンブチ、ボタン岩などが見えています。



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 P967を過ぎて緩やかに登って行きます。この辺りはブナなどの自然林で明るく雰囲気が良いです。



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 ミズナラの変形木



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 T字尾根の縦棒と横棒の交差点(P918)まできました。ここから左(南東)へ向かいます。この尾根は御池岳からだとT字(あるいは丁字)に見える事からこの呼び名になった様ですが、元々はヒノキ尾(日ノ木尾、桧尾)と呼ばれていたと、あるブログの記事で見たことがあります。



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 T字の東端からの下降は植林内の尾根道。急な上に根っこが露出しているので注意して歩きました。



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 無事御池林道脇にある登山口に着地。



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 駐車場に到着してハイキング終了。続いて合宿場所のある御在所岳の中腹まで移動しました。



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 途中の車窓から鎌ヶ岳と御在所岳のシルエット。



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 湯の山温泉街近く、国道477号の蒼滝橋から眺めた伊勢湾の夕景。



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 荷物を積み替え御在所岳の裏登山道を登る。



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 北谷に架かる木橋。



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 こちらが今宵の宿、クライマー憩いの場所「藤内小屋」です。



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 小屋番さんがお出迎え、今年もお世話になります。



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 北谷上空のお月さまと伊勢湾、小屋前のベンチから。



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 小屋の夕食はムカゴ飯でした。藤内小屋はアットホームな雰囲気でとても居心地が良いです。ここはほとんどボランティア同然で運営していて格安なのが嬉しいです。



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 仲間内で持ち寄った地酒の数々、いつの間にか全部無くなってしまいました(^^



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 食後のひととき、地元の常連さんや小屋番さんと酌み交わす酒は楽しくて時間を忘れてしまいそうでした。
 藤内小屋公認ブログ→https://tounaigoya.blogspot.com/

 翌日は御在所岳の展望台「菰野富士」の登頂とオプションの「フォレストアドベンチャー」を楽しみました。くわしくはこちらの記事へ→https://teppan2.blog.ss-blog.jp/2022-12-10


タグ:鈴鹿の山
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