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【鈴鹿】冬の御池岳 木和田尾・白瀬峠越え 2023/2/15 前編 [山歩き・ウォーキング]

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 整った円形のツリーホール(白瀬峠付近にて)



(駐車地)
簡易パーキング ふじわら
Mapcode: 290 371 044*53

 三重県と滋賀県の境に連なる鈴鹿山脈、その中にある”冬の御池岳に登頂してみたい” というのが以前からの願望でした。
 しかし、最短の鞍掛峠からは国道306号が通行止め、君ヶ畑からだと御池林道が通れない。残るアプローチは通行止めゲートから延々と歩くか、藤原岳の稜線を乗り越えて行くかの2通り。
 いづれにしてもteppan_家のメンバーにとっては負荷が大き過ぎるため、これまでビビって実行に移したことはありませんでした。でもこのまま歳を重ねていくとさらに実現が遠ざかるので、今回思い切ってチャレンジしてみる事にしました。

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 午前5時20分、国道306号線沿いにある「簡易パーキングふじわら」をスタート、約1キロ歩いて登山口に到着。途中で小向井山西の鞍部に出ます。



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 暗い内に狭い谷間を抜け、明るくなる頃には広い谷沿いの道になりました。



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 斜面がなだらかになったあたりは雰囲気の良いところです。



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 浸食著しい支谷の上部。



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 支谷の源流部(冷川の支流)は広々としたところ、テント泊するにも良さそうな場所でした。



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 平らな源流部からひと登りで木和田尾(きわたお)に乗りました、標高640m地点の鞍部で小向井山のすぐ西になります。



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 鞍部付近には雪がまったくありません。



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 木々の間から藤原岳の稜線を望む。



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 気温はマイナス4℃ さほど低くはありませんが風が強く寒いです。



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 朝日に照らされると暖かい。



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 標高700mを越えると積雪が現れはじめました。



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 R201鉄塔から三国岳と霊仙山。



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 標高820m付近、この辺りでチェーンスパイク装着。



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 頭蛇ヶ平(ずだがひら)方面と白瀬峠方面の分岐は右へ、坂本谷は崩壊で通行禁止です。



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 小尾根乗越 地形図では読みにくいですが、現地はハッキリとした尾根でした。



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 ワカンやスノーシューの跡が凍って凸凹、その上に新雪が乗っているので足を取られて歩き難く、手探りならぬ足探りで進みます。写真の辺りは万が一滑落すると危険な地点です。



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 もうすぐ白瀬峠です。



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 白瀬峠(白船峠)に到着。あまりにも時間がかかる様なら、ここから藤原岳の天狗岩を往復するという予備案もありましたが、予定通り御池岳を目指すことにしました。



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 右へトラバース気味に下ればテント泊適地に出ますが、今日は谷間を真っ直ぐ下ります。



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 下って行くに連れ、正面の御池岳が壁の様に迫ってきます。



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 写真では簡単そうに見えますがさにあらず。両脇の斜面は結構急ですし、谷芯は段差が大きくトラップを踏み抜く可能性が高いのでスタスタとは歩けません。積雪が無かったら難儀をするでしょう。



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 右へ行ったり左へ行ったり、振り子のように下ってきました。



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 「真の谷」が見えてきました。渡って対岸の斜面に取り付きたいのですが、崖になっているので降りられる場所を探すのに手間取りました。



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 下ってきた谷間を対岸から見上げたところ。杉の木々が集中して生えていますが植林ではなさそうですね。



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 谷底から御池岳のテーブル端まで直登します。標高差380m・平均斜度約35度の急斜面を休み休み登る。



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 結構深い踏み抜き跡。ハマった瞬間にヒザを捻って痛める事があるので注意が必要です。



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 トレースを外れると滑るのでキックステップで。こんな急斜面にヒップソリの跡がありましたが、危険だなあと思いました。



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 必死に登ってようやくテーブルランドの端が見えてきました。



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 頭蛇ヶ平の鉄塔をバックにテーブルランドの端に上陸。この辺りはもし転んで滑り出したら止まらないので慎重に。



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 2ヶ月半ぶりに御池岳テーブルランド上陸、ずいぶん雪が少ないです。念のためカンジキを背負ってきましたが無用の長物となりました。



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 東ボタンブチから藤原岳のピーク群を望む。



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 石灰岩の上のteppan(^^



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 静ヶ岳、竜ヶ岳など鈴鹿中部の山々。この後テーブルランドの散策に入ります。


 続きの後編はこちらをクリック→https://teppan2.blog.ss-blog.jp/2023-02-18-1


タグ:鈴鹿の山
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